量販店やスポーツ店に行くと、何%割引や何%ポイント還元などの特典にひかれて、作ってしまうクレジットカード。
枚数が増えると管理が大変ですし、ポイントが分散されてしまいます。
今回は、年会費、還元率、ポイントの使い道で厳選して、おすすめのクレジットカードを紹介します。
Contents
クレジットカードを持つメリットは?
そもそもクレジットカードを持つメリットは何でしょう?
皆さんは、何にひかれてクレジットカードを作っていますか?
(1)提携しているお店で買い物をすれば、何%の割引が適用される。
(2)購入価格の何%分かのポイントが還元される。
(3)手持ちの現金がなくても、後払いで買える。
(4)高価な買い物を分割払いで買える。
といったところでしょうか。
ただし、実際には(3)や(4)は、私達にではなく、クレジット会社のメリットです。
(3)の場合は、販売店からクレジット会社に決済手数料が支払われます。
何%の決済手数料が支払われているかは、各販売店と各クレジット会社の契約ですが、常識的に考えて、ポイントで還元される金額よりは多いでしょうね。
(4)の分割払いの場合は、(3)の決済手数料にプラスして、私達がクレジット会社に分割回数に応じて利息を支払う事になります。
特に毎月の支払額を定額に決めて支払うリボ払いは、利息が高く、元本がなかなか減らないため、いつまでも利息を支払い続ける事になります。
こう考えると、私達がクレジットカードを使って、分割払いやリボ払いをすると、クレジット会社には決済手数料と利息が支払われる訳ですから、クレジット会社にとっては良い商売ですよね(-“-)
という訳で、クレジットカードを利用する際は、分割払いやリボ払いは、絶対に利用しないように徹底しましょう!
クレジットカードを選ぶ基準は?
では次にクレジットカードを選ぶ基準を考えてみましょう。
私がクレジットカードを作る基準は、シンプルに以下の通りです。
(A)年会費が永年無料かどうか
(B)ポイントの還元率が1%以上
(C)付与されたポイントを本当に使うかどうか
(A)年会費が永年無料かどうか
手数料が永年的に無料かどうかは、絶対に外せない項目です。
そこに気付かないで契約してしまうと、一年間まったく使用しなくても、年末などに年会費を自動的に引き落とされてしまいます。
特に多いのが初年度のみ無料とか、年間でいくら以上の利用があれば無料などの条件です。
また契約時は永年無料だったものが、途中でクレジット会社の都合で変更になる場合もあります。
私自身も、過去に年会費が引き落とされてから気付いた事がありました。
面倒でも、クレジット会社からDMは必ずチェックし、年会費が有料になった場合は、早めに解約するようにしましょう。
とにかく契約時には、年会費が永年無料かどうかは、必ずチェックしましょう!
(B)ポイントの還元率が1%以上
10年以上前であれば、ポイントの還元率が5%といったカードもありましたが、現在(2021年)であれば、還元率1%というのが一つの基準だと思います。
最近だと、還元率0.5%(200円ごとに1ポイント)のカードが多いですね。
さらに還元率の高いカードもありますが、次項のそのポイントを実際に使うかどうかをよく考えてから作るようにしましょう。
(C)付与されたポイントを本当に使うかどうか
現在の私が一番重視している項目が、「付与されたポイントを本当に使うかどうか」です。
7~8枚のカードを持っていた時は、スポーツ店のカードに数十ポイント、ディスカウントストアに数十ポイントといった感じで、あちこちのカードに少量ずつのポイントを保有していました。
結局、契約時に何%の割引という言葉にひかれてカードを作っていた訳ですが、最終的にポイントを使わないまま、年会費の支払いが発生したりして、解約する事も多かったです。
基本的にポイントは現金と同じですから、数十ポイントをもらって、代わりに年会費を1,000円とか払っていたら、ただのバカです(-“-)
「そのポイントを本当に使うかどうか」は、クレジットカードを作る前に、一度真剣に考えてみて下さい。
おすすめ 厳選のクレジットカードは?
では、私自身が現在も利用しているクレジットカードを厳選してご紹介しましょう。
第一位 楽天カード
楽天カードは、現在私がメインで使用しているクレジットカードになります。
・年会費永年無料
・ポイント還元率1%
という事で、上記のクレジットカード選ぶ基準の2項目は、難なくクリアです。
もう一つの条件であるポイントを本当に使うかどうか、またどこで使うかですが、これはもう説明する必要はないですね。
国内最大級のインターネットショッピングモールである「楽天市場」で使えますし、「楽天ブックス」、「楽天トラベル」、「楽天デリバリー」といった楽天系列のサービスで使う事ができます。
また、「くら寿司」や「マクドナルド」など、楽天スーパーポイントが使える実店舗も多くあります。詳しくは、こちらのページをご覧下さい。
楽天スーパーポイントを貯めるコツは?
せっかくなので、楽天ポイントを貯めるコツもお話しておきましょう。
- 楽天経済圏のサービスを利用する
- 公共料金などの固定費を楽天カードで引き落とす
一つ目は、言わずもがなですが、やはり楽天系列のサービスや提携先の店舗で、楽天カードを使う事ですね。そうする事で購入時にもポイントが貯まります。
私も欲しい物があれば、まず「楽天市場」で探しますし、本が欲しい時は「楽天ブックス」で検索して、ポイントで買います。
旅行に行く時も「楽天トラベル」で検索した宿泊費を基準に、他のサイトと比較して、宿泊先を決めます。
このように、楽天カードを使って、楽天のポイントを貯めるのであれば、徹底して楽天経済圏を利用する事です。
またポイントも少額ずつ、すぐに使ってしまうのではなく、欲しい物があれば、ポイントを貯めて買うようにする事で、節約意識も身に付いていきます。
もう一つは、毎月支払う固定費(電気代、ガス代、水道代、携帯代、生命保険料など)のうち、クレジット決済ができるものは、全て楽天カードの引き落としにする事です。
固定費をクレジット決済する事で、毎月勝手にポイントが貯まっていきます。
楽天カードのデメリット
ここまで、楽天カードのメリットのみ紹介してきましたが、近年、変更された点もあるので、お知らせしておきます。
- 公共料金(電気代やガス代など)の還元率が下がった
- ポイントを付与する金額が税込みから税抜きへ変更
一つ目の変更は、公共料金(電気、ガス、水道)や税金、国民年金などの支払いによる還元率が0.2%へと下がりました。
具体的には、今までは100円ごとに1ポイント付与だったものが、500円ごとに1ポイントとなりました。
一気に5分の1です。最初、冗談かと思いましたけどね(^_^.)本当です。
楽天カードの場合は、各取引ごとに支払額と付与ポイントがメールで送られてきますから確認してみて下さい。
公共料金の支払いを楽天カードにしている方は、公共料金の支払い分は、次項以降に紹介する他のカードへ、早めに変更したほうが良いでしょう。
二点目は、今までは、税込みの金額に対して、1%のポイント付与でしたが、こちらも税抜き金額に対してのポイント付与へとなりました。
つまり消費税分に付いていたポイントが無くなりました(◞‸◟)
やはり楽天モバイルへの投資負担が大きいのでしょうね。
楽天カードに関しては、今後も改悪点が続くとは思いますが、それでも現時点では、利用価値が一番高いカードと言えます。
上記のデメリット分もご納得の上で、楽天カードを申込む方は、公式サイトへどうぞ↓
第二位 リクルートカード
・年会費永年無料
・ポイント還元率1.2%
ポイントの還元率は、驚異の1.2%です。この点は、楽天やヤフーよりも優れています!
さて、もう一つの条件であるポイントを本当に使うかどうか、またどこで使うかに関しては、どうでしょうか?
リクルートポイントをそのまま使えるサイトは、楽天と比べると少ないのですが、提携先でカードを使用する事でポイントの付与率がぐんと上がります。
例えば、旅行サイトの「じゃらんnet」であれば2%プラスで(合計3.2%)、ショッピングモールの「ポンパレモール」だと3%プラスで(合計4.2%)ものポイントが付きます。
またヘアサロンの予約サイトである「Hot Pepper Beauty」などでも、ポイントの使えるお店があります。
リクルートのポイントは、Pontaポイントに交換できますので、Pontaポイントに交換してしまえば、コンビニの「LAWSON」やレンタルDVDの「ゲオ宅配レンタル」、「大戸屋」、「ケンタッキー」など一気に使えるお店がふえます。
ポイントをPontaに変えてしまえば、楽天との違いは、あまり感じません。
Pontaポイントの提携先は、こちらのページ にてご確認ください。
Pontaポイントへの交換方法は、こちらのページ をご覧下さい。
私の場合は、研修などで「じゃらんnet」を使う時は、リクルートカードを使っていますね。あと「ゲオ宅配レンタル」や「LAWSON」でPontaポイントを貯めています。
やはり、ポイント還元率が高いのが、リクルートカードの最大のメリットです!
リクルートカードは、旅行損害保険とショッピング保険が付帯
ポイント還元率が高い以外に、もう一つのリクルートカードのメリットは、旅行損害保険と、ショッピング保険が自動付帯される事です。
旅行損害保険というのは、旅行中の事故、ケガや病気の治療、さらに携行品の破損などの損害に対する保険です。
保証額は、海外で最大2000万円(◎_◎;)、国内旅行でも最高1000万円です。
これだけの保障内容なら、旅行保険に入らなくても良いですね。
さらにショッピング保険も年間200万円まで付いています。
ショッピング保険というのは、リクルートカードで購入した商品の破損や盗難などを保証する保険です。
この充実の保障がリクルートカードの第二のメリットです。
海外旅行や国内旅行の際は、リクルートカードを忘れずに!
また高額な商品を購入する際は、リクルートカードを利用するようにしましょう!
充実のリクルートカードのお申込みは、下記公式サイトをご覧下さい。サブカードとして、持っておくと良いですよ(^o^)/
第三位 Yahooカード
・年会費永年無料
・ポイント還元率1%
という事で、こちらもクレジットカード選ぶ基準の2項目は、難なくクリアです。
もう一つの条件であるポイントを本当に使うかどうか、またどこで使うかですが、こちらもTポイントを国内最大手のインターネットショッピングモールである「Yahoo!ショッピング」で使う事ができます。
他にもネットであれば、生活雑貨をまとめ買いする時に便利な「LOHACO(ロハコ)」や本・DVDの「TSUTAYA online」、中古書店の「ネットオフ」などで使えます。
私がヤフーカードを利用する最大の理由は、Tポイントを使えたり、貯めたりできる実店舗が非常に多いという事です。
Tポイントの提携先は、こちらのページ にてご確認ください。
私は、コンビニを利用する時は、提携先である「ファミマ」を使いますし、ガソリンを入れるなら「エネオス」です。
食事をする時も「ガスト」や「吉野屋」を利用する事が多いですね。実店舗で本を買うなら「蔦屋」に行きます。
また、格安スマホも、10分間の無料通話が回数制限なしで使える「Y!mobile」にすれば、Tポイントが貯まりますね。
こうして、実店舗でもTポイントの提携先を利用する事で、Tポイントがどんどん貯まっていきます。
既に何らかのTポイントカードを利用している方は、ヤフーカードと連係する事で、現在保有しているTポイントと統合する事ができます。
詳しくは、こちらのページ にてご確認ください。
Yahoo! JAPANカードのお申込みは、下記公式サイトにてお申込み下さい。
クレジットカードのまとめ
今回は、年会費、還元率、ポイントの使い道の3点で厳選して、3枚のクレジットカードを紹介してみましたが、いかがだったでしょうか?
やはりクレジットカードは、最終的に付与されたポイントをどこで何に使うかを考えて、活用するのが基本だと思います。
そして、リボ払いは、絶対に利用しないよう注意して下さい。
私自身も以前は、7~8枚あったカードを、今回紹介した基準に当てはめて、3枚に絞りました。
分散していたポイントが三社に厳選された事で、ポイントが貯まりやすくなり、欲しい物をポイントで買えるようになりました。
私の場合は、「使い捨てコンタクト」や「洗濯石鹸」、あと「浄水器のフィルター」など、生活に必要な物を数か月おきにポイントで買う事が多いです。
ちなみに「貯金ができない人でも、自動的に預貯金を増やす4つのステップ」で紹介した固定費の引き落とし先を今回紹介したクレジットカードにすれば、貯金も貯まりながら、同時にポイントも貯まっていきますよ。ぜひ試してみて下さいね(^-^)
今回も最後までお読み頂きありがとうございました。
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