【dyson】ダイソンのV6 DC62を分解しての掃除方法と故障した場合の交換用パーツを紹介します。
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dyson V6 DC62とは?メリットとデメリット

ダイソン V6 slim pro DC62は、発売から10年以上経ち、3世代位前の掃除機となりますが、アタッチメントも多く、いまだに重宝されている方も多いのではないでしょうか?
私も2017年に購入しましたが、現在でもメインの掃除機の一つとして使用しています。
ダイソンDC62 メリット
私がダイソンDC62を使い続ける最大の理由は、本体(モーター)も含めて、ほぼ全ての部品が故障しても、純正、互換品問わず、簡単に購入でき、交換ができるところにあります。
これは、長年にわたって、世界中に愛好者がいるdysonだからこそだと思います。
他社の掃除機が故障した場合は、高い修理費用を払って修理するか、買い替えるしかありません。
それに対し、ダイソンの場合は、自分でパーツを交換したり、定期的にメンテナンスすれば、現時点では半永久的に使える訳ですから、非常にエコな商品とも言えます。
ダイソンDC62 デメリット
逆にデメリットとしては、ダイソンの最新機種と比べれば、やや重い、そして音が大きいということでしょうか?
私は使い慣れているので、あまり感じませんが…。
あと後述しますが、内部フィルターにほこりが溜まりやすい点があります。
ダイソンが故障する原因
ダイソンが故障する原因としては、大体フィルターが詰まっているか、バッテリーの寿命です。
ダイソンが動かなくなった。バッテリーの調子が悪い。充電しても、すぐ切れる。
そういった症状が出た場合は、まずフィルターを交換するか、分解して掃除してみてください。
それでもダメな場合は、バッテリーを交換するか、買い替えを検討しましょう。
ダイソンV6フィルター交換

フィルターは、純正品と互換品で、だいぶ価格差があります。
長期で考えれば、純正品。短期で考えれば互換品といったところでしょうか。
ちなみにフィルターを交換しなくても、フィルターを分解して洗浄すれば、動く場合もあります。洗浄方法は、以下のリンクで詳しく紹介しています。

ダイソンV6バッテリー交換
フィルターを交換、もしくは洗浄してもダメな場合は、バッテリーを交換してみましょう。
バッテリーに関してだけは、ひとつ注意点があります!
バッテリー以外は、純正品であろうと、互換品であろうと、大して差はないのですが、互換品のバッテリーは、正直当たり外れがあります。
互換品は、純正品の半額位からあり、容量も純正品より大きい商品がありますが、すぐ壊れてしまう事もあるようです。
安心安全を優先するのであれば、バッテリーは純正品をおすすめします。
ダイソンV6の純正バッテリーは、なかなか手に入らなくなってきましたが、以下のリンクでは、かろうじて販売されています↓
楽天市場【ダイソンV6 純正バッテリー】品切れの場合は、入荷時期を問い合わせてみましょう。
ダイソン V6の交換可能なパーツ(部品)
フィルターやバッテリー以外の部品が破損した場合は、ダイソン V6 DC62に対応したパーツ(部品)を交換します。
- クリアビン(ダストボックス)
- モーターヘッド
- コンビネーションブラシ
- パイプ
- 延長ホース
- サイクロン
- ふとん用クリーナーヘッド
- 本体(モーター、トリガー)
- 変換アダプター
モーター(本体)も含めて、サイクロンにしろ、モーターヘッドにしろ、簡単に購入でき、自分で交換が可能です。
ダイソンV6クリアビン(ダストボックス)
ダイソンのクリアビン(ダストボックス)を割ってしまった(>_<)
はい。交換しましょう!
ダイソンV6DC62の モーターヘッド
ダイソンのモーターヘッドが動かない。接触不良で、掃除してもダメ!
はい。あります!
ダイソンV6DC62 コンビネーションブラシ
あれ?ブラシがどこかいっちゃった(>_<)探しても見つからない!
わっ、犬がブラシをかじっちゃった。困ったなぁ
上記のコンビネーションブラシは、互換品になります。
純正のコンビネーションブラシは、以下のリンクで購入可能です。
楽天市場【ダイソン 純正 コンビネーションブラシ】ダイソンV6DC62 ロングパイプ
ダイソンのパイプが曲がった。取付口が壊れた!
パイプは頑丈ですが、取付口が先に壊れてしまう場合があります。
※ パイプは、必ずV6シリーズDC62に対応したものを選んでください。V7以降のものは接続できません。
ダイソンV6DC62 延長ホース
ホースに穴が空いて、吸い込まない!
※ 延長ホースも、必ずV6シリーズDC62に対応したものを選んでください。V7以降のものは接続できません。
ダイソンV6サイクロン
サイクロンにひびが入っちゃった(*_*;
モーターは動くのに、吸い込まない!吸い込みが弱い。
この場合は、サイクロン内部の汚れや、部品の破損の可能性があります。
サイクロンと言うのは、本体(モーター)と直結した以下の写真の部分です。
サイクロン掃除機の名の通り、サイクロンを起こすパーツです。
サイクロンも基本的には、純正品をおすすめします。
ダイソンV6 ふとん用クリーナーヘッド
私も購入しましたが、V6専用のふとん用のクリーナーヘッドもあります。
dysonの吸引力で、ふとんやベッドを掃除できるのは、快適です!
※ 必ずV6シリーズDC62に対応したものを選んでください。V7以降のものは接続できません。
上記で紹介した商品は、すべてV6シリーズ DC62用です。V7シリーズ以降は、取付口の形状が異なりますので、ご注意下さい。
ダイソンV6本体(モーター部分)も交換が可能
ダイソンV6DC62は、本体(トリガー部分)も販売されています。
新しく買い替えるか、本体を交換するか、予算次第ですね(◎_◎;)
楽天市場

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本体部分までが、購入可能となってくると、このダイソン、もはや半永久的に使えますね(^_^.)
V7、V8、V10用変換アダプター
ダイソンのV6シリーズのコンビネーションブラシや隙間ノズルなどをV7、V8、V10シリーズでも使えるようにした変換アダプターです。
モーターヘッドなど、電源端子の必要なものは使えませんが、ダイソンを買い替えても、パーツを捨てずに再利用できるのは、嬉しいですね(^.^)
ダイソン V6 DC62 の分解掃除
ここまで紹介したように、ダイソン V6 DC62は、ほぼ全てのパーツが交換可能で、半永久的に使用できる優れものですが、唯一のデメリットは、内部フィルターにゴミが溜まっていく事です。
当然ですが、この部分にほこりやごみが溜まると、カビが生えたり、汚臭の原因となります。
少し難しいですが、ダイソンを分解して、この内部フィルターを掃除する方法を紹介します。

しかも困った事に、説明書を見ても、このフィルター内のごみの除去方法が載っていません。
ですので完全な自己責任となりますが、大まかな dyson V6 DC62 の分解手順は、以下の通りです。
- ゴミの受け皿(クリアビン)を外す
- サイクロンとモーター部分(本体)の分割
- サイクロンのフィルターを外す
以上です。では、順に解説していきましょう。
ダイソンV6(クリアビン)の外し方
クリアビン(ダストボックス)の外し方は、説明書に乗っている通りです。

もう一度押せば、本体とクリアビンが分割できます。

クリアビンは、水洗いが可能です。
ダイソンの本体(トリガー)とサイクロンの分割
さて、ここからが本題です。
ダイソン V6 DC62 のデメリット は、矢印で示しているフィルターの内部に、粉塵のようなゴミが貯まっていく事です。

別の掃除機で吸い取ろうとしても、フィルターが邪魔になって、うまく取れなかった方もいると思います。
このフィルター内部のごみを取り除くには、下の写真のように、サイクロンと本体(トリガー部分)を分割する必要があります。
ここから先の作業は、説明書に記載なしの作業です。自己責任でお願いします!

構造から説明すると、本体側にフックがあり、このフックの開閉でサイクロンを固定しています。


構造が分かったところで、実際に本体とサイクロンを分割していきましょう。
まず本体とサイクロンを逆さにして、平らな所に置きます。


この作業は、一人に本体を支えてもらって、できれば二人で行ったほうが良いでしょう。
一度コツをつかんでしまえば、簡単ですが、どうしても難しいという方には、専用の工具があります。
サイクロンのフィルターを外す

サイクロンのフィルターを外していきましょう。

接合部分の上にある帯は、パッキンです。外さなくても良いですが、外したほうが作業に集中しやすいです。
ドライバーを強く差し込み過ぎると、フィルターの樹脂が破損してしまうので、少しずつ慎重に行って下さい!



youtubeなどで、この状態のサイクロンを水洗いしている方もいましたが、この状態での水洗いは、あまりおすすめしません。刷毛(はけ)などでほこりを落としましょう!

これで組み立てても良いのですが、もう一作業しましょう。

※ 室内で行う場合は、床に新聞紙などを敷いて下さい。

この状態での、水洗いを推奨しなかったのは、水洗いすると、この残ったほこりが、サイクロン内部で固まってしまうからです。
実は、ここから更にサイクロンを完全に分解する方法もあるのですが、特殊な工具が必要となり、また破損の可能性も高まるため、今回は紹介しませんでした。
サイクロン内部を水洗いする場合は、完全分解を行った際に行って下さい。
ご要望があれば、追記として紹介したいと思います。
まとめ
今回は、dyson(ダイソン) V6シリーズ DC62を分解してフィルターを掃除する方法と、dysonが故障した場合の交換可能なパーツを中心に紹介しましたが、いかがだったでしょうか?
今回、紹介した分解手順までは、一度覚えてしまえば簡単にできると思うので、定期的にフィルター内部のほこりを清掃して頂ければと思います。
現時点(2025年8月)であれば、dyson v6 DC62は、各パーツが故障や破損しても、部品の交換をすれば、使用できそうです。
私自身も、今後も大事に使っていきたいと思います。
今回も最後までお読み頂きありがとうございました。
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2021年10月 初稿
2024年 6月 加筆改訂
2025年 8月 加筆改定