身内が倒れた当初は、ショックでなかなか冷静になれないものですが、今回は入院時の準備について簡単に説明したいと思います。
落ち着いて読んで頂ければと思います。
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【同意書と保証人の提出】
どのような病気や怪我でも同様だと思いますが、入院の際に、治療に対しての同意書(もしくは誓約書)を書かされます。
通常は、その場で書くものではなく、入院の説明を受けてから自宅で記入押印して提出します。
また同時に、保証人の提出も求められる事が多いです。
通常は家族一人で構わないと思いますが、病院によっては家族以外にもう一人保証人を求められる場合もあります。
実際には、ケースバイケースで、相談次第では一人で済む場合もありますが、できれば事前に保証人になってくれる人を、健康なうちに探しておくと良いでしょう。
【入院時に必要なもの】
続いて、入院生活に必要なものを列挙していきましょう。
近所で手に入らなければ、Amazon や LOHACO(ロハコ)でのまとめ買いが便利です。
Amazon や LOHACO(ロハコ)の利点は、色々な商品を一つに梱包して送ってくれる事です。楽天などの場合は、業者ごとの発送になります。
以下に掲載する「入院時に必要な物」のリンクは、物販を推奨するものではありません。購入される場合は、自己責任でお願い致します。
〇下着類
前開きの物が望ましい。
脳梗塞のように体が不自由で、自分で着替える事ができない場合は、おむつや介護パンツは病院で使用した物を購入する形になる事が多いです。その場合は、こちらで準備するのは上だけとなります。
↓前開きの下着とは、このようなものです。前面がマジックテープになっています。購入される場合は、サイズを確認して下さい。
ワンタッチ肌着 前開き半袖 脇穴付 紳士 M
Amazonの前開き肌着のページ
楽天市場の前開き肌着のページ
LOHACOの前開き肌着のページ
〇パジャマ
病院によっては、病院指定の物を借りる場合もあります。
自分で動けるのであれば、特別パジャマである必要はなく、夏ならTシャツと短パン。冬ならトレーナーやスウェットでも良いでしょう。
ただし、自分で身動きが取れないようであれば、病院側の負担軽減のため、介護用のパジャマを指定される場合もあります。
↓介護用のパジャマは、このような物です。マジックテープで着脱するタイプです。
介護 パジャマ メンズ 紳士 全身介護 通年タイプ 入院着 上下
ワンタッチテープ 着替え ラクラクタイプ (M)
Amazonの介護 パジャマのページ
楽天市場の介護 パジャマのページ
LOHACOの介護 パジャマのページ
〇タオル、バスタオル
一日に必要な枚数を指定されるので、枚数分をご用意下さい。清拭や入浴の際に必要となります。
家で普段使っている物で構いませんが、無ければアマゾンなどでまとめ買いしてもよいでしょう。必ず名前を書いておきましょう。
白タオル 業務用 泉州フェイスタオル 260匁 10枚セット
ホワイト 日本製 泉州タオル 瞬間吸水 速乾
徳用カラータオル10色組
Amazonのフェイスタオルのページ
楽天市場のフェイスタオルのページ
LOHACOのフェイスタオルのページ
バスタオルは、色々なタイプがあるようです。下記リンクを参照下さい。
Amazonのバススタオルのページ
楽天市場のバススタオルのページ
LOHACOのバスタオルのページ
↑LOHACOのアウトレット品がお得みたいですね。
〇洗面用具
歯ブラシ、歯磨き粉、うがい受け、髭剃り、石鹸、洗面器など。
うがい受けは、こういう感じのものです↓ 通常は病院で貸してくれるので、購入しなくても良いでしょう。購入する場合は、持ち手のある物が便利です!
ナビス プロシェアうがい受けSU-L2 /8-9984-02
Amazonのうがい受けのページ
楽天市場のうがい受けのページ
〇薬類
入院前から常用している薬があれば、用意しましょう。
〇イヤホン
病室でテレビを見るなら必要です。100円ショップで売っています。
テレビは、大体テレビカードを購入して見る事になります。
〇ティッシュ、ウェットティッシュ
あると何かと便利です。
他に嚥下障害がある場合や寝たきりの場合は、病院でも貸してくれますが、直接口を付ける物なので、楽のみもあったほうが良いかもしれませんね。
DIA ポり薬呑器
Amazonの楽のみのページ
また着替えやタオル類は、一日おきに持っていく必要があるので、100円ショップなどで大きめのバッグを購入しておくと便利です。
こうして見ていると、タオルなどは入院しなくても欲しくなってきますね。また旅行に行く準備にも似ています。
実際、うちの父の場合は、発症後に何度も入退院を繰り返したので、「あ~、また入院(泊まり)か。」という感じで慣れてしまいました。
【入院中のエピソード】
とはいえ、初めて入院した時は、やはり不安でした。
病院に行くたびに「今日はどうなっているかな。良くなっているかな、悪くなっているかな。」と思っていました。
特に脳梗塞で倒れた当初は、やはり意識が戻るまでは不安でどうしようもなかったです。
親戚の叔父さんが見舞いに来てくれたのですが、心電図を見て素人なのに「不整脈がある。」とか、こちらが不安になる事を言うんですよ。
終いには、看護師長に「患者さんの家族が不安になる事を言わないで下さい!」と怒られていました。
あと、この頃の事で印象に残っているのは、父が意識を取り戻してからの事ですが、気道を確保するために喉に太い管を通されていたのですが、苦しくてこの管を抜いてしまう患者さんも多いらしいのですね。
そのため右手をベッドの柵に結ばれていたのですが、着替えの際に看護師さんがほどいた瞬間に、父が右手を顔のほうに向けたんです。
その瞬間に看護師さんと私と母の三人が「危ない!」と思って、三人同時に父の右手を止めました!三人共ヒヤッとして。
そしたら、父は鼻が痒かったみたいで、鼻をかいただけでした。
三人共、ほっとして笑い合ったのを覚えています(^^;)
次回は、なぜ父が脳梗塞になってしまったのか、その原因と治療について考えてみたいと思います。
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