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介護をしていて、老後の事が不安になった時に読みたい本、三選。

先の見えない不安
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前回の「介護保険サービスの利用料金は?」では、我が家で毎月かかっている介護保険サービスの費用を算出してみましたが、いかがだったでしょうか?

請求書、領収書
介護保険サービス(デイサービス・介護用品レンタル)の利用料金は?介護保険サービスについては、前回までに代表的なものとして、「デイサービス」と「デイケアと訪問リハビリ」について紹介しました。 また「介...

40代、50代となってくると、やはり老後の事が心配になってきますよね。

実際に、私も父のように脳梗塞で半身不随にでもなってしまったら、どうしようと不安になる時があります。

父は会社員でしたから、厚生年金が支給されていますが、私は自営業なので国民年金しかもらえません。

国民年金の場合は、満額でも毎月6万円程度の支給額、そこから健康保険と介護保険の保険料が天引きされます。

となると、実際の支給額は、・・・。

それもこれから支給額は、どんどん減らされていくでしょう。

それだけで生活していくのは、間違いなく無理でしょうね(-“”-)

ただし、ただ不安がっていても仕方がありません。

逆に「どうにかなるさ」と、ただ楽観的に過ごしていても、いざという時には何の対処もできません。

世の中で不安に感じる事の多くは、それに対しての知識が不足しているから不安になるのだと思います。

だったら、知識を増やして、その準備をしておくのが一番ですね。

以下に紹介する書籍は、実際に私が読んだ書籍です。

どの書籍も大体の図書館には置いてあるでしょうから、読んでみる事をお勧めします。

「年金以前の「定年後のお金」の常識」深田晶恵著

年金以前の「定年後のお金」の常識 (講談社の実用BOOK)

深田 晶恵 講談社 2010-02-26
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この本は、私が老後に対しての本で、初めて読んだ書籍です。自宅近くの公園に来ていた移動図書館車でたまたま借りて読みました。

自分では意識していませんでしたが、やはり漠然とした老後に対しての不安があったのでしょうね。

内容は、「定年後」と書いてあることから想像できますが、まず退職金や年金をいかに減らさずに生きていくかが書いてあります。

定年後の各種の手続き
や保険の見直し、また投資についても失敗しない方法が書いてありますね。

とにかく読みやすかったので、ふむふむ、なるほどと一気に読んでしまった印象があります。

ただし、どちらかというと、サラリーマンの方が対象のようで、私のような自営業者には当てはまらない事も多く、自営業者向けの本がないかなと思っていた時に次に紹介する本に出会います。

深田晶恵さんの本は、非常に読みやすく、また各年代ごとの内容もありますので、一読をお勧めします!

Amazonの 深田晶恵さんの書籍ページ
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「自営業の老後」上田惣子著

マンガ 自営業の老後

上田 惣子 文響社 2017-04-12
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まさに、私が求めていた内容にピッタリという事で、近所の大型スーパーの書店で見かけて、そのまま購入してしまいました。

内容は、イラストレーターの上田惣子さんが、様々な人を取材しながら、老後の乗り切り方を覚えていきます。

この上田惣子さん、すごく真面目に仕事をしてこられたようですが、40歳を超えて乳がんになられてしまったそうです。

それで治療で休業しているうちに、仕事が来なくなって、貯金もなくなっていき、初めて将来の事が不安なってきたそうです。

そんな時に老後の事を扱う本の依頼が来て、年金の事、住宅ローンの事、保険の事、確定申告の事など、色々と勉強していきます。

上田さんは、年金にも入っていなかったそうです。

個人的には「自転車の話」が印象に残りました。

題名通りですが、特に自営業の方に読んでほしいですね。



「誰も教えてくれないお金の話」うだひろえ著 泉正人監修

 

誰も教えてくれないお金の話 (Sanctuary books)

うだひろえ サンクチュアリ出版 2010-10-29
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最後に紹介するのも、どちらかというと自営業者向けですが、こちらは一般の方にもおすすめです。

この本の主人公のうだひろえさんもフリーのイラストレーターです。旦那さんは脱サラしてカフェを経営しています。

自分なり節約したり、努力しているようですが、貯金は増えませんし、お金が足りなくなる事も度々あるようです。

そして、やはり将来に対して、漠然とした不安を抱えているようです。

内容的には、自営業の老後と同じような内容ですが、家計簿を付けて、固定費の削減をして、貯蓄を始めたり、お金に苦労しない生き方を模索していきます。

特に保険、年金、子育ての費用などが詳しく載っていて勉強になりましたね。



【老後の事を実際に考えてみて】

ある企業調査によると、50代以上の約9割が「定年後に不安」「定年後の資金に不安」を抱えていると回答したそうです。

質問(1) 定年後に対してどう感じているか

▼回答
・とても不安:52%
・まあ不安がある:40%
・あまり不安がない:8%
・全く不安がない:0.5%

質問(2) 定年後の資金確保は?

▼回答
・全くできていない:10%
・あまりできていない:48%
・まあできている:40%
・十分できている:2%

日本ではお金の話をすると、汚いとかずるいとかの印象があると思います。

実際、私自身もそう思っていましたし、そう教えられてきました。

ただし、これから先の日本の事を考えると、そうも言ってられないのが現実だと思います。

お金」の事って、学校でも教えてくれないし、誰も教えてくれないですよね。

もちろん、人を騙してとか、そういう事は絶対に許される事ではありません!

ただ、やはりお金の事というか、実際は金融の事ですよね。これは勉強していかないと、これからの日本では少子高齢化がますます進むでしょうし、社会保障の自己負担額も少しづつ上がっていくでしょう。



【金融の知識を増やして、自分の身は自分で守る】

不安に打ち勝つ.jpg
知識を増やして、不安に打ち克っていきましょう!

国が頼れなくなった時に、どうしていくかとなれば、やはり自分の身は自分で守っていくしかないでしょうね。

そのためには、知識を得て、少しづつ自分のできる事をやって、自分なりのマネープランを形成していく必要があると思います。

実際、私も真面目にお金や将来の事を考え始めたのは、40歳を過ぎてからでした。

それまでは、人生どうにかなるさ、と考えていましたからね。

正直を言えば、もっと早く考えておけば良かったなと思います。

いま考えれば、ずいぶんと無駄な浪費もしてきました。

ただ残念ながら、過去は変えられませんからね。気付いた時から、少しづつ始めていくしかないと思います。

このブログでも、私なりの考えを少しづつお話していくつもりですが、皆さん自身でも少しづつ勉強して、老後や将来に備えていって頂きたいと思います。



【関連記事】
〇わたなべぽんさんの「やめてみた。」を読んでみた。日常の中で本当に必要なものとは?

〇ミッシングワーカーの現実を見て。その予防策を探る。

今回も最後まで読んで頂きありがとうございます。

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