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入院生活

セカンドオピニオンのすすめ

父の入院しているリハビリ病院の事務の方から、「うちに往診に来ている外科の先生が見立てが良いようだから、一度診てもらいませんか?」と母にお話がありました。

この頃の母は、転倒して左手首をケガしていましたが、父の付き添いで再びリハビリ病院に通うようになっていました。

看護師や事務の方から見ても、左手が不自由そうなのは明白で、見るに見かねた事務の方が声を掛けて下さったのです。

母のほうは、いま通っている病院の医師やリハビリの先生の手前、セカンドオピニオンに躊躇していましたが、私のほうは感覚的に「あの病院に通っていても良くはならない」と思っていましたので、受けるだけ受けてみようと母を説得しました。

そして、セカンドオピニオンの当日

色々と検査をして、このリハビリ病院の外科の先生の診察を受けました。

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先生からは開口一番「う~ん、これはやっかいですよ」と言われました。

「う~ん」と、うな垂れている様子から「なぜ、こんな状態になるまで、放っておいたのですか?」と聞かれているようでした。

こちらとしては、今まで通っていた医師やリハビリの先生の治療を信じてやってきたのですが、信じられないといった感じでした。

その後も何度も「う~ん」とうな垂れながら(こちらはメッチャ不安です)、「一応、指示を出しておきます」との事で、今後は父と同じリハビリ病院でリハビリを受ける事になりました。

〔リハビリ病院でのリハビリが始まる〕

このリハビリ病院での母のリハビリは、これまでとは全く異なったものとなりました。

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今まで通っていた病院では、痛くて動かせない関節を無理やりに(最終的にはブロック注射をして痛みを麻痺させて)、曲げるような施術が行われていましたが、こちらの病院では直接患部からではなく、肩甲骨や肩からほぐしていく施術が行われました。

患部は手首(前腕)なのですが、手首が痛くて動かせないので、結局、肩や肩甲骨で腕をかばうような動作になってしまうのですね。

そうすると、肩や肩甲骨が必要以上に緊張してしまって、体全体のバランスも崩れていってしまうようです。

そのため、こちらの病院では、まず体のバランスを整えていって、余計な力が入らないようにして、それから患部に触れていくという治療方針となりました。

またラッキーだったのは、この病院では指導する立場にある方達(海外でより専門的なリハビリの技術を学んできた方達、お一人は男性でこの病院では部長職あたる方、もう一人は女性でやはり指導職にあたる方)の施術を受ける事ができるようになった事です。

お二人共、本来は患者の担当に直接付く事はないのですが、やはり施術が難しいのと、父の付き添いで来ているため、時間の融通がきくという理由で特別に診て頂ける事になりました。

どの業界でも、俗に「神の手」と称されるような一流の技術を持った方たちがいらっしゃいますが、このお二方はまさにリハビリ業界の「神の手」でした。

その後、一年近く掛かりましたが、あの使い物にならなかった母の左手が8割がたは復活しましたから。母も今日はこんな事ができるようになったよと喜んでいました。



〔セカンドオピニオンのすすめ〕

昨今、テレビなどでも話題になる事が多い「セカンドオピニオン」ですが、どんな病気でも「ここの病院にいても良くはならない」と思った場合は、躊躇せずにセカンドオピニオンを受けたほうが良いと思います。

医師に遠慮して躊躇してしまう方も多いと思いますが、それも含めて医者は高い報酬を得ているのだと思ったらいいと思います。

私も介護生活を通じて、多くの医師を見てきましたが、本当に千差万別です。

大工や料理人にも腕の良い者もいれば、どうしようもない者もいます。医者も同じです。
腕の悪い医者にかかったら、命を落とす危険性もあります。

何より自分の体ですから、自分の納得のいく治療を受けたほうが後悔も残らないと思います。

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