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父の退院後の日々。退院後の介護生活で注意すべき事。

乗車イラスト

今回は父の退院後の事を書きたいと思います。

父の退院。デイサービス(介護保険サービス)を利用する」や「デイケアと訪問リハビリ」に記載したように、退院後の父は、週に3回デイサービスに通い、週に2回訪問リハビリを利用していました。

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もう14年前の事になるのですが、あの頃の父は車椅子の自走も出来ていましたし、全体的に体調も良かったです。

何より補助が付けば、数分間は立位の維持が可能でしたから、今と比べると介護をする側も随分と楽でした。

また、こちらもあの頃は時間的な余裕がありましたから、休日は趣味の盆栽を一緒にやったりもしていました。

ただ今考えてみると、あの頃にこうしていれば良かったと思う事も多々ありますので、幾つかご紹介したいと思います。

【1.自分でできる事は、徹底して自分でやってもらう】

リハビリ病院では、退位後の生活を想定して、作業療法や理学療法のリハビリを受けてきた訳ですが、退院後にどうだったかというと、やはりついついこちらがやってしまう事も多かったですね。

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特に朝、デイサービスに出かける前などは、どうしてもドタバタしますから、車椅子のペダルもこちらで揃えてしまったり、車椅椅子もついつい押してしまったりね。

その後、こちらのほうも道場の仕事が忙しくなってきて、時間的な余裕がなくなってくると、父に自分でやってもらうよりも、やはりこちらがやってしまうほうが早いですから、いつの間にか車椅子もこちらが押してしまうのが普通になってしまいました。

その結果どうだったかというと、以前は車椅子のペダルを自分で上げたり下ろしたりしながら、麻痺足をペダルに乗せたり降ろしたりが出来ていたのですが、今では全くできなくなってしまいました(-“-)

また脳梗塞の患者など片側が麻痺している場合は、片手で車椅子の車輪を回しながら、麻痺していない足で舵取りをするのですが、これも今ではできなくなっていますね。もう舵取りの足が思うように動いてくれないようです。

その延長で失認の障害もひどくなっています。(失認とは、麻痺側の空間を認識できなくなる障害の事です)車椅子を自走していても、左側に障害があると、避ける事が出来ずにぶつかってしまいます。

車椅子.jpg
やはり体の機能というのは、使わないでいると神経が弱ってくるのでしょうね。

そして神経が弱ってくると、体が思い通りに動かなくなってきますから、介護をする側がついついやってしまう事になってしまいます。

こうなると、結果的に介護をする側の負担も徐々に増えていきますから、介護の悪循環になっていきます。

そうならないためには、厳しいようですが、やはり自分でできる事は、徹底して自分でやってもらうという事が大切だと思います。



【2.食べ過ぎ、太り過ぎに注意!】

太ったイラスト
父は嚥下障害が強く、入院して一年近く食事が取れませんでした。途中からは食べられるようになりましたが、それでも病院食でしたから、退院直後は理想的な標準体重を維持していました。

ところが、退院後は、長い間、節制生活を続けていた訳ですから、ついつい本人が好きな物を食べさせていました。

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その結果は…、

当然ですが、丸々と太りましたね。それも10キロ近く(*_*;

これは完全にこちらの責任です

まず太ってしまうと、健常者も同じだと思いますが、動くのが億劫になり、段々動かなくなります。

そして、やはり介護をする側の負担も上がってきますよね。10キロ重くなる訳ですから。

障害を持っているという事は、それだけでも健常者と比べて、運動量が極端に少ない訳ですから、太らせないように注意したいですね。



【3.頭(こうべ)を垂れたらご用心!】

稲穂.jpg
寝たきりでなければ、自宅では車椅子で過ごす事が多いと思います。

これも脳梗塞の後遺症だと思うのですが、うちの父の場合は、日中でも寝たり起きたりを頻繁に繰り返します

いま本を読んでいたと思ったら、寝てる(-_-)zzz

寝てると思ったら、目をくっきり開けて「お~い!」と呼ばれる。

自宅で介護をしている方は、よく経験されているのではないでしょうか(^_^.)

この車椅子で寝てしまう時の姿勢ですが、『実るほど、頭を垂れる稲穂かな』という言葉がありますが、本当に頭を真下に向けて寝ているんですね。

イメージとしては、この猫が真下を向いている感じです↓
居眠り猫のイラスト
さすがにこれは体に良くないだろうと「首は痛くないの?」と何度も聞いていたのですが、「いや、何ともない。」と首を左右に動かして父は答えていました。

budo-ka
budo-ka
首は痛くないの?

じゃあ大丈夫なのだろうと思っていたのですが、やはり4キロ近くある頭を下に垂らしている訳ですから、その負担が数年後にひどい腰痛として表れてきました。

父は30代で椎間板ヘルニアの手術を、そして60代でも脊柱管狭窄症の手術を受けています。つまり元々、極度に腰が悪いのですが、それに加えて「頭の垂れた姿勢」を取り続けたおかげで、もう手の施しようがない状態となってしまいました。

何件か外科にも行きましたが、もう手術もできないという事で、現在ではペインクリニック(痛み専門の病院)で痛み止めの処方をしてもらっています。

文中、「ついつい」という言葉が、幾度となく出てきていますが、本当についついやっていた事や、ついつい見過ごしてしまった事が、数年後に悪い形で出てきます

特にこの腰の症状は、現在でも痛みが強いようで、我が家の悩みの種となっています。



〔頭(こうべ)を垂れたら、リクライニング機能付き車椅子を利用してみよう。〕

さて「頭(こうべ)を垂れたら、ご用心!」の対処法としては、現在ではリクライニング機能付きの車椅子があります。

介護用のリクライニング機能付きの車椅子は、背もたれだけが後ろに倒れる普通のリクライニングとは異なり、座ったままの姿勢でリクライニングする事が出来ます

つまり座っている時の腰の角度のまま、座面ごと後ろに倒れる感じです。

こんな感じです↓

うっすらと眠っているなと感じたら、起こさないように座ったままの姿勢でリクライニングしてあげれば、首や腰への負担がかなり軽減されますね。

介護保険サービスの適応範囲内で、介護用品のレンタルで借りる事もできますから、ケアマネジャーや介護用品のレンタル業者に相談してみたら良いと思います。

自宅で介護をしていく上で、こうしておけば良かったと思う事はいくつもありますので、今後も紹介していきたいと思います。

今回も、最後まで、読んで頂きありがとうございました。

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