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在宅介護では、かくれ脱水症状に注意!その理由とは?

犬 熱中症 イラスト

今年は、命に関わると言われるほどの暑さが続いています。

さて、我々在宅で介護をしている人間は、夏は人一倍、熱中症や脱水症状に注意をしなければなりません。

理由は、脳梗塞などで体に麻痺のある方や後遺症のある方は、普段から動作が緩慢で、脱水症状などの症状が出ていても発見が遅れてしまう事が多いからです

また、夏場だけでなく、実際には冬場でも脱水症状になる事もあります。

実際、昨年うちの父は、脱水症状を起こしていたのですが、当初は気付かなかったため、大変な事態へとなりました。

今回は、脳梗塞などの後遺症をお持ちの方の脱水症状の初期症状予防法をご紹介したいと思います。

【在宅介護で、熱中症や脱水症状の発見が遅れる理由】

在宅での介護で、熱中症や脱水症状の発見が遅れる理由には、以下の理由が考えられます。

・普段から動作が緩慢なため、気付かない事が多い。
・トイレ介助の負担などを遠慮し、本人が水分の摂取を抑えている。
・とろみ付のお茶が美味しくないので飲まない。
・寝たきりなどの場合は、自分で移動ができない。

当然ですが、脱水症状は、早期発見、早期予防が一番です。

次の脱水症状の初期症状を見てみましょう。

【高齢者や後遺症を持つ方の脱水症状の初期症状】

父の場合の脱水症状の初期症状は、以下のようなものでした。

・熱などは出ていないが、何となく元気がない。
・食欲がない。体重が減る。
・動きたがらない。横になりたがる。
・声が出し辛くなる。

ご覧のように、何か特別な症状がある訳ではないのですが、父の場合は何となく元気が無かったり、ぼーっとしている事が多かったような気がします。

また食欲も落ちましたので、体力が低下していき、立位の維持が困難になっていきました。

【発見がおくれると、どうなるか】

熱中症の症状.jpg
熱中症や脱水症状の発見が遅れてしまうと、以下のような事態が考えられます。

・めまい、吐き気、倦怠感

ひどくなってくると、所謂、熱中症の症状となってきます。

また父のように色々な薬を常用している場合は、脱水症状になると、薬の薬効成分が効き過ぎてしまう事があります。

実際、父の場合は、ワーファリンという血液の凝固を防ぐ薬を飲んでいるのですが、ワーファリンが効き過ぎてしまい、血液が異常に薄い状態となってしまいました。

かつカリウムを排出するためのゼリーも服用していたのですが、こちらも効き過ぎてしまい、低カリウム状態となり、定期健診へ行ったら、すぐに入院して下さいと言われ、即刻入院する事になってしまいました。

ようは軽度の脱水症状が慢性化していて、かつ夏場で食事の量も減っていたため、血液内の薬剤の割合が非常に高くなってしまったのですね。

ここまで来てしまうと、もう入院して血液内のバランスを元に戻すような治療が必要となります。



【水分は取らせていたのに、なぜ?その原因を探る】

コップの水.jpg
父の場合は、嚥下障害があるので、常にとろみを付けたお茶を用意していました。

ところが、これが「ドロドロして美味しくない。飲みたくない。」とよく言っていました。

またデイサービスなどの施設でも、とろみを付けた麦茶を出されてたようですが、これもあまり飲まなかったようです。

ようは美味しくないから飲まないんですね。

それで、水分を取る量が減っていき、だんだんと食欲も無くなっていったようです。

にも関わらず、薬は処方された量を普段通り飲ませていましたから、血液内のバランスが壊れてしまいました。

【熱中症や脱水症状の予防策は?】

ジュース スムージー.jpg
私もとろみ付のお茶を飲んだことがありますが、確かに美味しくないのですよね。

予防策としては、夏にお茶などを飲まなくなった場合は、OS-1とかアクエリアスゼリータイプのものが、ドラッグストアなどで売っていますから、これを冷やして飲ませてみたらいかがでしょう?

父の場合は、与えてみると、チューチューと吸い込んで、美味しいと飲んでいました。

また、リンゴジュースやオレンジジュースにとろみを付けた物も、冷やせば飲んでいましたね。

私達も夏は冷やしたものを飲みたくなりますから、お膳の上に出しっぱなしにしないで、冷やして出してあげたほうが良いと思います。

ちなみに、認知症の場合も、水分を多く与える事で、症状の緩和が見られると、以前テレビで見た事があります。



【在宅介護では、かくれ脱水症状に注意しよう!まとめ】

風鈴.jpg
今回は、脳梗塞などの後遺症をお持ちの場合の、脱水症状の初期症状や予防法について紹介してみましたが、いかがでしたか?

命に関わると言うと、大事(おおごと)のような気もしますが、後遺症や障害を持っている方の場合は、自分で症状を把握できない分、私達以上に危険性が高い訳ですから、私達介護をする側が特に注意をしてあげなければなりませんね。

いずれにしろ、何か元気がないなと思ったら、早めにかかり付けの医院を受診されてみるのが良いと思います。

まだまだ暑い日が続きそうですが、皆さんも体調に気を付けて、今年の夏も在宅介護を乗り切っていきましょう!

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