介護をしながら収入を得る方法 PR

budo-ka 道場開設す。自分の趣味を活かした教室の始め方。

道衣イラスト
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前回の「家族の介護をする事になった時、あなたはどうやって収入を得ていきますか?」に記載したように、私の場合は、趣味として学んでいたある伝統武術の道場を開設する事になりました。

悩む人形
家族の介護をする事になった時、あなたはどうやって収入を得ていきますか?これまでは、父が脳梗塞を発症してからの経緯を「入院生活」、「在宅介護の準備」、そして自宅での「介護生活」についても紹介してきましたが、今...

一番の理由は、在宅で介護をしていくとなると、フルタイムで働きに出る事が難しかったからです。

とはいえ、それだけが理由ではなく、やはりいつかは自分で道場を持ちたいと思っていました。

そう考えると、父が脳梗塞を発症して、自宅で介護をしていかなければならなくなった事で、逆に一歩を踏み出せたのかもしれませんね。

実際の開設日は、父の退院の少し前、2003年の9月の事でした。

今回は、その時の事を書きたいと思います。

何か趣味を活かした教室などをやりたいと考えている方の参考になれば幸いです。

【まず何の教室を開くかを具体的に決めましょう】

教室.jpg
あなたが開きたい教室は何の教室でしょう?

年齢層は?

男性向け、女性向けでしょうか?

大別すると文化系体育系かのどちらかでしょうか。

何をするかが決まったら、その教室を開く場所も考えてみましょう。

文化系だったら、英会話だったり、書道だったり、手芸だったりは自宅でもできそうです。

DIYが得意な方だったら、日曜大工の教室なんかも面白そうですね。

料理教室となると、自宅でも可能そうですが、公民館や公共施設の調理室などでしょうか。

ギターなど楽器の演奏は、公共施設の視聴覚室など防音処置をしている所やカラオケボックスなどになるでしょう。

ヨガ.jpg
体育系となると、昨今はダンスやヨガをやっている方が多いですね。ダンスとなると、ダンスのできる施設を探さなければなりません。

バトミントンとか、バスケットボールになると、やはり体育館ですね。

サッカーや野球となると、体育施設や学校の運動場を借りなければなりません。

いずれにしても、公共の施設や運動場を借りるとなると、各施設を管理している管理課へ登録する必要があります

また現在は、講師が個人的に場所を借りる事ができない施設も多いです。(講師が個人的に場所を借りるとなると営利目的となるため)また5~10名以上の団体しか登録できない施設もあります。

どの施設を利用するにしても、その施設の利用規約をしっかり読み、対策を考えて登録しましょう。

私の場合は、最初は地元の公民館のホールを半面のみ借りる事にしました。

元々、父が自治会の会計をしており、当時の自治会長さんとも顔見知りだったのが良かったのかもしれません。(後に自治会長が変わった時には、ひどい目に遭いましたが…、この話は後述します。)

いずれにしても、最初は小規模で始めて、生徒が増えてくれば、少しづつ広い場所へ移転していくのがベストだと思います。



【次に教室の宣伝をしましょう】

教室を開く事が決まっても、当然ですが、誰もあなたが教室を開く事を知りません

生徒に入ってもらうためには、教室を知ってもらう必要があります。

では、どうすれば知ってもらえるか考えてみましょう。

一番てっとり早いのは、その教室を開く場所にポスターを貼ってもらったり、チラシを置かせてもらったりでしょうね。

ただし、それだけではその施設に立ち寄った方しか見てもらえません。

教室を宣伝するなら、できるだけ広範囲の方に知ってもらう必要があります。

ここからは、どれだけお金と時間をかけられるかですよね。

ポスティング.jpg
安く済ませたいのであれば、自分でチラシを作って、プリンターで印刷して、ポスティングするのが一番だと思います。

ポスティングをする時間が無ければ、ポスティング業者に頼むか、新聞へチラシの折り込みを頼む事になります。

私の場合は、一番最初は、業者にチラシを作ってもらい、1万部を新聞の折り込みにしました。

確か道場開設日の一週間前だったと思います。

その結果は…、

結局、問い合わせが一件入っただけで、道場開設日は隣のおばさんが一人見に来てくれただけでした。

つまり、最初は本当に0ゼロからのスタートでした(^_^.)

まぁ世の中、そんなに甘くないですよね。



【今だったら、どうするか。】

では、あれから15年経った今だったら、どうするかを考えてみましょう。

まずチラシの制作ですが、チラシを作るのにも製作費印刷代とが別途にかかります。(当時の私は、そんな事も知りませんでした。)

見積書.jpg
そして、見積もりは、必ず3社くらいは取りましょう。

私が当時、頼んだ業者にはチラシの制作と印刷を一括で頼んだのですが、普通紙で単色刷りで10万円位取られましたね。それとチラシの折り込み代が3万円くらい。

後々、様々な印刷業者と知り合っていく事になりますが、いま考えると、かなりボラれていたと思います。やはり無知というのは怖いですよ(*_*;

また当時のチラシを見ると、これは私が原因ですが、まぁ見事に文字がぎっしり!

やはり初めてという事で、こだわりが強かったのでしょうね。

でもチラシというのは、パッと見て印象に残るかが一番大事で、印象に残らなければ誰も読んでくれないんですよね。

チラシの制作には下記のような書籍を読んで勉強しておく事をおすすめします。



【チラシや広告の勉強をして、キャッチコピーを決める!】

といっても、広告業や印刷業をしていた方を除いては、専門的な知識はありませんから、図書館などで、広告関係の書籍などを借りてきて勉強しましょう。

私が読んで参考になった書籍を一部紹介しますが、他にも良い本もあると思うので、まずは図書館や書店に行ってみましょう!

今だったら、前回紹介した、ココナラとかCraudia(クラウディア)などのクラウドソーシングでチラシを制作してもらって、ラクスルなどのネット印刷を利用すれば、一番コスパが良いでしょうね。

悩む人形
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【具体的なプランを考えて、HPを制作しよう!】

キャッチコピーや具体的なプランが決まったら、次にホームページの制作を考えてみましょう。

HPも最初は Jimdo などの無料のものでも良いと思います。


それなりに収入が上がってきたら、ランサーズクラウドワークスなどのクラウドソーシングで、制作を依頼してみるのも良いと思います。

あまり考えすぎても、行動に移せませんし、とにかく一歩を踏み出してみる事が大切だと思いますね。

さて、初戦を完敗したbudo-kaですが、当時の私はまだ30才そこそこです。若さに任せて、挫けずに、前に進んでいきます!

budo-ka道場のその後は、今後も連載していく予定です。

最後まで読んで頂きありがとうございました。

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