今回は退院前に行う一時帰宅と介護用品の購入についてお話します。
一時帰宅とは、退院に向けて行うリハーサルのようなもので、退院前に1~2回程度、実際に帰宅をして、家族と共に自宅での介護を実践してみます。
実際に自宅で介護を行う訳ですから、前回の「在宅介護のための室内改修と介護用品のレンタル。」に記載したベッド類やポータブルトイレなど、最低限の介護用品を事前に用意しておく必要があります。
介護用品のレンタルにも試用期間があり、実際に試した後の契約となりますので(トイレだけは、最初から購入)、この一時帰宅の際に色々と試してみましょう。
またレンタル以外にも、必要な物もありますので、以下列挙してみます。
Contents
【介護用品の購入】
「入院の準備(入院時に必要な物を用意する)」にも記載しましたが、介護用品の購入は、Amazonや楽天市場、LOHACO(ロハコ)などのネット通販が便利です。個人的に一番のおすすめは、LOHACOです!理由は、全ての商品を同梱する事が可能だからです。
色々と試してみて、定番の物が決まったら、在庫を切らさないように注文しておきましょう!
【下着類】
・おむつ
・介護用下着(リハビリパンツ)
・尿取りパットなど
これは基本中の基本ですね。
入院中は病院で用意した物を使用した分だけ購入していましたが、退院後は自分達で購入します。
値段も様々ですので、最初はドラッグストアなどで購入して比較してみましょう。また同じMサイズでも、メーカーごとに弱冠大きさが異なりますので、いくつかのメーカーを試しながらピッタリくる物を選んでいくと良いと思います。(父の場合は肌触りとか履き心地にもうるさかったですね)
おむつも色々と試しましたが、就寝時のおむつはリフレの物が、一番作りがしっかりしています。
購入される場合は、サイズなどを確認の上、自己責任でお願い致します。
Amazonで検索
楽天市場で検索
LOHACOで検索
↑パッケージが施設用と一般用の物がありますが、中身は同じです。施設用のほうが値段が安いです!
介護用パンツは、うちではサルパの物を使用しています。就寝時は就寝用のおむつを、日常生活では介護用パンツを使用しています。
Amazonで検索
楽天市場で検索
〇参考記事
【タオル類】
こちらも基本ですね。フェイスタオルやバスタオル以外にも、顔拭き用のおしぼりサイズのタオルもあると便利です。またウェットティッシュの使用頻度もかなり高いです。
白タオル 業務用 泉州フェイスタオル 260匁 10枚セット
ホワイト 日本製 泉州タオル 瞬間吸水 速乾
Amazonのフェイスタオルのページ
楽天市場のフェイスタオルのページ
LOHACOのフェイスタオルのページ
「おしぼりサイズ」のタオル
顔拭き用は、白。下用は、濃い目の色にするなど、用途に合わせて色違いの物を使うようにしましょう!
おしぼり 格子柄タオル 業務用 10枚入り
綿100% ホワイト 28×28cm
業務用 おしぼり 泉州ハンドタオル 120匁 10枚セット
ブルーグレー 日本製 泉州タオル 瞬間吸水 速乾
Amazonのおしぼりタオル のページ
楽天市場のおしぼりタオル のページ
LOHACOのおしぼりタオルのページ
バスタオルは、色々なタイプがあるようです。下記リンクをご参照下さい。
Amazonのバススタオルのページ
楽天市場のバススタオルのページ
LOHACOのバスタオルのページ
【ティッシュ】
嚥下障害のある方は、痰が多く出るので必需品です。父の場合は、一晩で一箱使ってしまう事もしばしば(*_*;
ティッシュは、ネットよりもドラッグストアなどのバーゲンのほうが安いですね。
まとめ買いなら、ネットで注文するのも良いでしょう。
Amazonのティッシュのページ
楽天のティッシュページ
LOHACOのティッシュのページ
【ウェットティッシュ】
ウェットティッシュも在宅介護では、本当によく使います。
これも、まとめ買いするなら、ネットで注文すると良いでしょう。
Amazonのウェットティッシュのページ
楽天のウェットティッシュのページ
LOHACOのウェットティッシュのページ
【防水シーツ】
↑防水シーツは、全面を覆うタイプよりも、腰回りの必要な部分だけを覆うタイプのほうが便利です!
防水シーツは、介護用品の専門店やホームセンターなどに売っています。手に入り辛い場合は、ネットで探してみましょう。
Amazonの防水シーツのページ
楽天の防水シーツのページ
LOHACOの防水シーツのページ
※ 防水シーツは、一回使いきりのタイプと洗濯して使えるタイプがあります。
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【介護用エプロン】
こちらも介護用品店に売っていますが、ネット通販のほうが安いようです
Amazonの介護用エプロンのページ
楽天市場の介護用エプロンのページ
LOHACOの介護用エプロンのページ
【とろみ剤】
とろみ剤は、介護用品店やドラッグストアなどに売っています。嚥下障害がある場合は、必須です。
うちの場合は、介護用品のレンタル業者が割引で販売していて、宅配もしてくれるので利用しています。
Amazonのとろみ剤のページ
楽天のとろみ剤のページ
【うがい受け】
歯磨きの際に必要となります。入院中は病院で貸してくれますが、在宅介護では必要となります
ナビス プロシェアうがい受けSU-L2 /8-9984-02
Amazonのうがい受けのページ
楽天市場のうがい受けのページ
Yahooショッピングのうがい受けのページ
【楽のみ】
夜間の水分の摂取には、あったほうが便利です。
DIA ポり薬呑器
Amazonの楽のみのページ
あとは、今回の一時帰宅を体験してみて必要な物を少しずつ揃えていきましょう。
介護用品専門の通販サイトもあります。
介護用品の専門店 カスタマ
【一時帰宅 当日】
さて、一時帰宅の当日です。
うちの場合は、まず介護用品のレンタル業者がベッドなどの搬入に来ました。
また病院からはリハビリの先生にも同行して頂きました。
この時点では、「在宅介護のための住宅の改修工事(バリアフリー・リフォーム)」に記載したような、バリアフリーの工事や介護用リフトの搬入は、まだしていませんでしたので、リハビリの先生には色々と手伝って頂きました。15年以上経って、改めて御礼申し上げますm(__)m
おおよそのベッドの配置などを決め、その上でリハビリの先生やケアマネジャー、レンタル業者と色々と意見を出し合いながら、車椅子からベッドやポータブルトイレ等への移行の練習をしました。
基本的には病院でもやっていましたが、自宅だと方向が逆だったりして、慣れるまでが少し大変でしたね。
先生や業者の方々もお帰りになって、一段落ついたら久しぶりに自宅での食事です。
病院では粗きざみでしたが、自宅では通常の食事です。ただしとろみは必須ですし、ごはんは水を加えて二度炊きにしました。
「脳梗塞の食事」に記載したように、発症後に初めて口から食事が摂れた時は感動して食べていましたが、さすがに一年半も入院していると、病院食にはすっかり飽きてしまったようで「味が薄い」とか「美味しくない」とか言って、残す事が多くなっていましたから、自宅での食事は楽しみだったようです。
食後は薬を飲んで、歯を磨いて、おむつを装着して就寝。
入院時と一番違った事は、トイレの後始末ですね。当然ですが、自宅では自分達でする事になります。
トイレの後始末には、以下のジェットノズルが便利です。参考にされてみて下さい。
翌日には病院に戻って、いよいよ退院に向けての本格的な準備です。
次の記事 介護用バリアフリー工事と補助金の申請。介護用リフトの設置。
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