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脳梗塞の退院後の定期健診で困った事。病院では盗難にも注意!

定期健診のイラスト
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脳梗塞という病気は、症状が治まっても完治する事はなく、毎月一回程度、定期的に健診に行かなければなりません。

一番の健診の理由は、やはりワーファリンの効き具合を血液検査で調べる事です。

ワーファリンというのは、血液の凝固を防いだり、血栓ができるのを防ぐ薬です。

その効き具合により、翌月の定期健診までのワーファリンの処方量が決まります。

要は効き目が薄ければ、量を増やし、強く効き過ぎていれば、量を減らす訳ですね。そうする事で、再び血栓ができて脳梗塞になる事を予防していきます。

後は血液検査ですから、健康診断と同じで何か異常があれば、分かりますよね。例えば白血球の数値が高ければ、何らかの炎症反応が出ているとか、貧血気味であるとか、肝臓などの臓器の値も分かります。

さて、この定期健診ですが、14年以上通院してきて、いくつか困った事や注意したい事がありましたので、ご紹介したいと思います。

【総合病院は、とにかく待ち時間が長い!】

これは、本当に長いです(*_*;

父が通院していた総合病院だと、通常で3~4時間位、長い時だと5時間位かかります。
これは父のほうにも原因があるんですけどね。

普通の人は、血液を採取する時に肘の内側の血管から採取する事が多いと思います。

父の場合は、動脈硬化が進んでいて、血管がなかなか浮いてこないので、毎回看護師さん達
も困っているようです。

最近は、肘の血管を諦めて、手の甲の血管から採取する事も多いようです。

さて、この総合病院での定期検査ですが、担当の医師の助言もあり、昨年から近所の循環器科の病院に移る事になりました。

転院した事で、待ち時間が一気に1~2時間に減りました。もっと早く移っていれば良かったですね。14年も経って気付くとは(^_^.)

ただし、デメリットもあります。

それは、個人病院では簡易的な血液検査しかできないため、前述したワーファリンの検査などは外注しているようで、翌日にならないと結果が分からないという事です

それ故に、翌日にもう一度、薬を取りにいかないといけない事ですね。これが結構面倒です。



【乗り降ろしの駐車スペースが広い病院を選びましょう】

介護車.jpg
↑うちで所有しているのと同じタイプの介護車

古い総合病院の場合は総じて、玄関口の駐車スペースが狭いので、我々のように車椅子の乗り降ろしをする場合は、気持ち的にすごく焦りますよね。

また特に困るのが、介護タクシー老健施設などから通院している施設の車です。

どちらも、職業としてサービスでやっている訳ですから仕方ないのかもしれませんが、大抵は玄関口に車を停めたまま、患者を受付や待合室まで連れていっているようですが、その間、車は停めたまま…。

当然、その間、次に降ろしたい方は待ったままです。長い時は10分以上という事もあります。

こうなると、待っている側は、文句を言いたくなりますし、やはりトラブルの原因になりますよね。

私も以前通っていた総合病院に苦情を言った事がありますが、結局改善されませんでした。まぁ総合病院は、どこも患者で溢れかえっている訳ですから、文句があれば余所へ行ってくれという事なのでしょう。

病院のほうでも、介護タクシーのほうでも、各施設の送迎車のほうでも改善の見込みがないのであれば、退院後に通院する病院はなるべく乗り降ろしスペースの広い病院を選びたいですね。

実際、隣の市の総合病院を別件で利用した時は、乗り降ろしのスペースも広く、また受付に連れていく間も一時的な駐車スペースがあって、とても便利でした。

余計なストレスを抱える位であれば、駐車スペースの事も考えて通院する病院を決めたほうが良いと思います。



【病院では盗難にも注意!】

悪人.png
これは正確には父の通院ではなく、母が手首を骨折して、総合病院に通院していた時の事です「詳しくは、(二重介護生活のはじまり)をお読み下さい。」

どちらを選ぶ
二重介護生活のはじまりと介護離職。母のリハビリも始まる。母が左手首をケガした翌日。 https://budo-ka.com/haha-tentou/ 昨日、受け取った診断書とレントゲン写真...

当時は、朝一で母を病院に送り、母がリハビリを受けている間に、こちらは買い物をして、再び病院に迎えに行くという日課を毎日繰り返していました。

この当時の母は手首の痛みもあり、精神安定剤を処方されていたのですが、迎えに行く待合室の椅子に座って、いつもうつろうつろしていました。

それが毎日でしたから、犯人に目を付けられていたのでしょうね。

受付で会計をしている時に財布を取られてしまいました。

これも毎回鞄から、財布を出して、お金を出したら、財布を置いて、支払いをするというパターンを完全に把握されていたのだと思います。

やはり支払いをしている時は、窓口の人の顔を見ていますし、隣に人が来ても気付けなかったのでしょう。

また病院に来ている人は、皆病人で、まさか悪人が混じっているとは思っていませんでしたしね。

ただし、間違いなく病人を食い物にしている悪い人間もいるという事を覚えておいて下さい!

budo-ka
budo-ka
悪い奴もいます!

ちなみに、こういった犯人は怪しまれないように、外見は普通のビジネスマンといった恰好をしている事が多いそうです。

総合病院は、人の出入りが多いですし、どんな人間が入ってきても、誰も不思議だとは思いません。

そうして、何食わぬ顔をして、獲物を物色している訳です。

すぐに警察を呼んで被害届を出しましたが、これ位の事では本気で警察が犯人を捜してくれる事はありませんし、病院側も全く関与はしてくれません。

つまり、こちらが注意する以外ない訳ですね。

特に脳梗塞の患者で車椅子に座っていたりすると、もう後ろは自分では見えませんからね。

付き添いの人間がトイレに行った隙などを狙っているかもしれません。同じような被害に遭わないよう、皆さんも気を付けて下さい!




【退院後の定期健診で気を付けたい事 まとめ】

今回は、退院後の定期健診で気を付けて頂きたい事を紹介してみましたが、いかがでしたか?

再度、要点をまとめてみますと、以下のようになります。

定期健診で気を付けたい事

1)まず退院後に定期健診で通院する病院は、乗り降ろしの駐車スペースの広い病院を選びましょう。

2)待ち時間が、あまりにも長い場合は、普段の定期健診は、近くのかかり付け医を利用してみましょう。

3)非常に残念ですが、病人を食い物にする人間もいます。盗難などに遭わないよう、十分注意しましょう。

特に盗難には、本当に注意して頂きたいですね。

今後も気を付けたい事があれば、追記していきたいと思います。

今回も最後まで、お読み頂きありがとうございました。

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