前回まで8回にわたって、「在宅介護に向けての準備」を連載してきましたが、最後に残るのは、やはり不用品の処分という事になると思います。
実際、我が家でも不用品の処分は大変でした。
結局、リビングを改装して、父の介護用の部屋とした訳ですが、当時のリビングには、父が自分で作った棚があり、上から百科事典や本、ビデオテープ、その下に人形などのお土産品がぎっちり、その下にテレビとステレオ、下段にはアルバムやレコードと壁一面に30年間の思い出がぎっちり(-“-)
また壁の反対側には、発症前の父が設計の仕事をしていましたので、机が2台にパソコンが2台、大型のプリンターが2台(1台は、半透明のセロファン紙に鉛筆の芯で印刷する超大型のもの)、その他にもFAXやパソコン関係の本を置く棚もあり、半分は仕事部屋として使っていました。
これらの物を父の退院前に、2階の押し入れを片付けて、持って上がったり、大概の物は処分していった訳ですが、いま考えると売れる物も多くあったように思います。
15年前と比べると、今はインターネットがすごく発展しましたからね。
今回は、不用品の処分について、調べてみましたので、良かったら、ご参考下さい。
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【不用品の処分には、どのような選択肢があるか】
まず、文字通り「処分・捨てる」という選択肢がありますよね。
そして、捨てる方法は、大まかに分けると2つの方法があると思います。
一つは、各自治体の規則に従って家庭ごみとして、処分する方法。
もう一つは、処分業者に依頼する方法。
家庭ゴミとして出す場合は、燃えるゴミ、資源ゴミ、粗大ゴミなどに分別して捨てる方法ですね。
比較的、低料金で済みますし、退院までに充分な時間があれば可能ですが、回収日もそれぞれ違いますし、時間が掛かりそうですね~(◞‸◟)
もう一つの処分業者に依頼する方法は、株主優待で有名になった 投資家の桐谷さん がTVでよくやっていますね。
こちらは、軽トラ1台とか2tトラックに詰め放題でいくらとかです。
(不用品の処分業者の一括見積りは、こちら をご覧下さい↓)
これだと最短だと1日で済むと思います。ただ、捨てる物を吟味する時間は無いので、ほぼ全捨てになると思います。いわゆる断捨離ですね。
また、「捨てる」という選択肢は、こちらが費用を支払うという形になります。
【次に売る方法を考えてみましょう】
次に捨てる方法ではなく、売る方法を考えてみましょう。
ぱっと頭に浮かぶのは、ブックオフとかリサイクル店に売りに行く方法ですね。
私も何度か売りに行ったことがありますが、まず持って行くのが大変ですし(現在では、業者によっては買取りに来てくれるそうです)、「えっ!?」と思うくらいに安い値段でしか買い取ってくれないですよね。
次に頭に浮かぶのは、メルカリとかヤフオクとか、ネットで自分で売る方法ですね。
インターネットであれば、日本中の人が見る訳ですから、こちらにとって不要な物でも欲しがる人がいると思います。
また、以前と比べれば、利用方法も随分と簡単になりましたよね
ただ、一品一品を写真に撮って、出品して、発送するのは、これも大変そうですね~(◞‸◟)
【不用品は、ネットで各ジャンルの専門業者に買い取ってもらおう】
インターネットの普及で現在では、各分野の専門の買取業者があります。
例えば、本でも教科書とか技術書などの専門書を買い取る業者やレコードの専門、楽器の専門とかですね。
やはり専門の業者のほうが、何でも屋の買取業者よりも、しっかりと査定もしてくれそうですし、後々使ってくれる人も大事に使ってくれるような気がします(^-^)
いくつか調べてみましたので、各ジャンルごとに分別して、見積もりを出してみましょう!
【本の買取サービス】
本の買取サービスは、いくつもありますが、「テキストポン」は、大学教科書・医学書・歯学書・薬学書・専門学校教科書などの専門書に特化した買取業者です。
不要になった教科書などの専門書が、次の世代の学生達の役に立つのは嬉しいですね(^-^)
また、教科書ですので、ラインマーカーや書き込みもOKだそうです。普通では考えられません。
ただし、発送用の段ボールは、こちらで用意する必要があります。その分、買取価格をアップしてくれるようですね。
5冊以上であれば、送料無料になるのも嬉しいですね。テキストポンの見積もりは、 こちら から。
Vabooは、本、漫画、ゲーム、DVDなどの買取りをしていますが、特にビジネス書やパソコン(WEB関係)、医療関係、法律関係などの専門書の買取に強いと言われています。
また漫画本もセットだと買取価格が高いようです。
特に発売から3ヶ月以内であれば、定価の30%、半年以内でも20%以上の買取価格を保証しているのが嬉しいですね。5冊以上であれば、送料も無料になります。
バブリープライスといって、特に買取価格の高い書籍もサイト上で公開していますから、該当する本があるか確認してみると良いと思います。
本の買取サービスは、各業者の特徴を把握して利用する事が肝要です。
Vabooの見積もりは、 こちら から。
【家電製品の買取サービス】
次に家電製品の買取業者を見てみましょう。
まず、パソコン関連でご紹介したいのは、「ジャンク品パソコン買取ドットコム」です。
こちらのサイトでは、何と!?、壊れたパソコンの買取を行っているのです(@_@)
当然ですが、壊れたパソコンは売れませんよね。しかも処分するだけでも、パソコンの廃棄やリサイクルにはリサイクル料金が3千円ほどかかります。それを有料で引き取ってくれるのですから、ありがたいですよね。
壊れたパソコンの処分に困っている方は、検討してみると良いと思います。
ジャンク品パソコン買取ドットコムのサイトは、こちら です。
〔ブルーレイレコーダーの買取サービス〕
続いて紹介するのは、壊れたブルーレイレコーダーの買取を行ってくれる【ブルーレイレコーダー買取ジャパン】です。
ブルーレイレコーダーの専門の買取サービスがある事に、まずビックリですね!
送料も無料ですし、送る前に仮査定をしてもらえますので、査定金額に納得できなければキャンセルできます。
壊れたブルーレイレコーダーは、家に置いておいても、どうしようもないですからね。
まず査定だけでも、してみたら良いと思います。
ブルーレイレコーダー買取ジャパンの公式サイトは、 こちら です。
〔オーディオの買取サービス〕
オーディオサウンドは、アンプやスピーカー、レコードプレーヤーなど、ヴィンテージから最新のオーディオ機器まで、「音」 に関するモノ全般の買取サービスを行っています。
全国展開しているので、対応エリアであれば、宅配だけでなく、出張買取や店舗での買取もしてくれます。
オーディオはこだわりだすと際限ないですからね。買い替えを考えている方は、査定してみると良いでしょう。
オーディオサウンドの公式サイトは、こちら です。
【古いゲーム機の買取サービス】
ファミコンとかスーパーファミコン、プレイステーションなど、昔遊んでいた古いレトロなゲーム機は、どうされていますか?
あるいは、古~いゲームカートリッジが、そのまま押し入れの中で眠っていませんか(^-^;
いつかもう一度使う日があるだろうと思いながら、時代はどんどん流れ、今更リサイクルショップに持って行っても、売れないだろうと思っている方も多いのではないでしょうか?
レトロゲーム買取のレトログは、まさにそういった方達のためにあります!
ファミコンとかスーパーファミコン、ゲームボーイなどの本体もゲームも買取してくれます。そして中にはプレミア価格なものも。
サイト内で売れるゲームの価格が検索できますから、まずは公式サイトを見てみましょう(^-^)
レトロゲームの買取サイトのレトログの公式サイトは、 こちら です。
【楽器の買取サービス】
若い頃にギターを買ったけどとか、学生時代に吹奏楽をやっていたけど、という方も多いのではないでしょうか?
使わなくなった楽器は、困った事にスペースを取るんですよね。
奏屋(かなでや)は、ギターやピアノをはじめとして、管楽器、弦楽器、打楽器などの買取まで行っています。
奏屋では、出張買取、店舗買取、宅配買取と行っていますが、楽器は売値もある程度高額ですし、宅配時に事故の可能性もありますので、出張買取か店舗買取を利用されたほうが良いように思います。
まずは対応エリアかどうかを確認してみましょう。
楽器の買取サービス【奏屋(かなでや)】の公式サイトは、 こちら です。
【まとめて査定してくれる買取サービス】
最後に、やっぱり分別して売るのは面倒だという方には、まとめて買い取ってくれるサービスを紹介しましょう。
バイキングで買取対象としているのは、以下の通りです。
まさに何でも買ってくれますね(^-^;
また書籍以外の商品は、5点以上からまとめて売れば売るほど、買取金額がアップしていきます。
まとめて売れば、お得になる訳ですから、家族全員で要らなくなったものを整理してみてはどうでしょうか?
バイキングの公式サイトは、こちら になります。
【買取サービスを利用する際の注意点】
本、パソコン、ブルーレイレコーダー、ゲーム機、オーディオ、楽器などの各ジャンルの専門の買取サービスを紹介してみましたが、いかがだったでしょうか?
他にも検索してみれば、専門の買取サービスが見つかるかもしれませんので探してみて下さいね。当サイトでも気付いたものがあれば、追記していきたいと思います(^-^)
買取サービス利用する際は、各サイトごとに注意したい点もあるので、いくつか挙げてみたいと思います。
(1)梱包方法や発送方法を確認する。
発送用の段ボールは、自分で用意するのか、無料の梱包セットを送ってもらえるのかを確認しましょう。またジャンルごとに梱包方法に指定がある場合もあります(本の場合は、縦向きではなく、横向きに並べる。緩衝材が必要など)。
(2)送料無料の場合は、条件を確認する。
本の場合であれば、5冊以上とか20冊以上で送料無料などの条件がありますし、運送業者の指定がある場合もあります。またキャンセルした場合の返送料は、どちらが出すのかも確認しておきましょう。
(3)買取条件に合致しているかを確認する。
本であれば、マーカーや書き込みがOKの業者もあれば、当然NGな業者もあります。各買取業者の買取条件を確認しておきましょう。
(4)仮査定をしてもらえる場合は、発送前に仮査定をしてもらいましょう。
特にオーディオや楽器など、ある程度高額な物や重たい物(送料が高額)は、なるべく事前に仮査定をしてもらってから発送しましょう。
(5)振込料金や査定料金が無料かどうかを確認しましょう。
宅配の買取サービスは、大抵銀行振り込みにて代金が支払われます。その際の振込手数料が無料かどうか、また査定代金も無料かどうかを確認しておきましょう。
(6)身分証明書のコピーなど必要書類の同梱を忘れないようにしましょう。
実店舗でも同様ですが、商品の買取には必ず運転免許証など身分を証明する物が必要となります。宅配の場合は、身分証のコピーなどの同梱が必要です。
生活をしていけば、自然と物が増えていきますから、2~3年に一度は買取サービスなどを利用して、家をすっきりさせたいですね(^-^)
さて、今回までで「在宅介護の準備」が整いましたので、いよいよ次回は、父の退院です。
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