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入院生活

リハビリ病院での人々【ある空手家との出会い】

病院の廊下

父は食事が取れるようになった事で体力も戻ってきて、ようやくリハビリにも本格的に取り組めるようになりましたが、結局1年もの間、このリハビリ病院で過ごす事になります。

理由は、母のほうも腕の機能の回復に約1年がかかり、自宅での介護が難しい事。

もう一つは、自宅で介護をするための準備が想像以上にかかってしまったためですが、この件は後に後述したいと思います。

今回は、このリハビリ病院で出会った人々の事を書いてみたいと思います。

【実は明るい、リハビリ病院の人々】

リハビリ病院というのは、まず雰囲気が他の病院と比べると格段に明るいと思います。

他の病院の場合は、これから手術だったり、治療だったりと不安を抱えている患者さん達が多いのですが(最初の救急病院に入院した時の私達もそうでした)、リハビリ病院の場合は、患者も家族も「これから機能回復を頑張ろう!」という方達の集まりですので、必然的にやる気に満ちています。

またお互いに頑張ろうという意識も強いので、団結心のような気持ちも生まれます。

実際、母などは同じ付き添いの奥様方とは、本当に仲良くなっていましたね。15年以上経った今でも親交のある方もいるようです。看護師さん達も明るい人が多かったように思います。

私もほぼ毎日通っていましたので、病室の違う方達とも随分顔なじみになりました。

一つ困ったのは、若い男性が珍しかったからか(普通の若い人達は働いていますからね)、会う人会う人に食べ物をもらった事です。

中には、わざわざ自宅でお菓子を作ってきてくれる方もいましたし、おかげで父の入院中に私が太ってしまいましたね。この頃の写真を見ると、顔がパンパンです(^-^;



【ある空手家との出会い】

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入院中に知り合った方で特に印象に残っている方は、剛柔流空手の世界選抜に選ばれていた方です。

おそらく当時で50代の中盤位だったと思いますが、ほぼ毎日奥さんの付き添いに来られていました。

最初は廊下などですれ違う時に挨拶をする程度だったのですが、ある日私のほうから「ご主人は何か武道をやってらっしゃるのですか?」と尋ねてみました。

budo-ka
budo-ka
何か武道をやってらっしゃるのですか?

そうすると、にやっと照れくさそうに笑って「少し」と答えられます。

空手家
空手家
少し(にやっ)

武道の世界では、本当にやり込んでいる人というのは、謙虚だし虚勢を張らないんですよね。「少し」と答えられた時点で、かなりの人なのだろうなと感じました。

外見から「柔道ですか?」と聞いてみました。

budo-ka
budo-ka
柔道ですか?

少し間を置いて「空手を少々」とにやっ。この少し、はにかみながらの笑顔には負けました(笑)

空手家
空手家
空手を少々(にやっ)

色々と話を聞いていると、若いころは世界選抜に選ばれていたとの事。

向こうも私が何か武道をやっているのではと思っていたそうです。

奥さんは、ずいぶんと年上のようでしたし、色々と事情も抱えている雰囲気でしたが、そこまでは聞けなかったなぁ。

連絡先を聞いておけば良かったのですが、うちよりもだいぶ早くに退院されていきましたね。

中には、自宅での介護が難しく転院先を探している方や施設の入居待ちで行く所がなく不安を抱えている方々もいましたが、リハビリ病院での日々は、どちらかというと楽しかったですね。

さて春に発症し、一年目の秋が過ぎ、二年目の秋を迎える頃、いよいよ父にも退院の話が出てきます。

次回からは、在宅介護に向けての退院の準備をしていきたいと思います。

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